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ジャーナリストのための

日本初のクラウドファンディングサイト

REPOSEED(レポシード)

連載を載せる雑誌がない? ジャーナリストは、執筆の場所と取材費をREPOFEEDで調達することができます。読者は、それぞれのプロジェクトの連載原稿を完成まで読むことができるほか、ジャーナリストの定期的なミーティングに参加できたり、あるいは取材現場に同行したり、活動そのものに参加することができます。編集者は、それぞれのプロジェクトを一貫して組織し、原稿の編集を行い、最終段階である書籍の出版にまで持ち込みます。


For non-Japanese, you can see my first introduction for REPOFEED in Medium.

REPOSEEDはノンフィクションのシステムを変えます。

ジャーナリストは連載原稿を書き、取材費を調達します。

欧米では、すでにジャーナリズムに特化したクラウドファンディングサイトが登場し、一部は成功を収めていますが、ここでは日本固有の問題を解決するためにこのサイトをつくりたいと考えています。アドバンス制がなく、さらにエージェント制も敷かない日本の場合、これまで多くのケースでは(1)雑誌に短長期の連載を行うことで長編の執筆ペースをつかみ、(2)その間は単体の採算を度外視した取材費および原稿料支払いを行い、(3)編集者がその間の取材サポートと編集活動を行ってきました。ところが雑誌ビジネスが崩壊したことで、多くのジャーナリストは(1)(2)(3)のすべてを失い、長編ノンフィクションを執筆しようとすれば、あてのない書き下ろしでの執筆を強いられる事態になりました。初版部数は逓減傾向にあり、加えてアドバンス制もない状況下での長期執筆は困難なため、調査報道を必要とするジャーナリズムそのものが大変厳しい状況になっています。このサイトでは、編集者がプロジェクトの企画時点から立ち会い、(1)(2)(3)に代替する活動を行います。


読者は連載を読み、企画会議や取材に同行できます。

多くのノンフィクションが、取材活動をベースとするものであるメリットを活用し、読者参加型のクラウドファンドを行います。プロジェクト継続中、つまりファンドを募集してから連載が完結するまで、読者は連載原稿を毎週あるいは定期的に受け取り、著者の活動に参加します。書籍発売までの大きなプロモーションにもなります。著者はファンドを受ける代わりに、約束された原稿を定期的に提出し、イベントに参加する義務がありますが、その範囲はあらかじめ著者が決めることができます。

編集者はすべての編集作業、イベントの主宰を行います。

日本には著者固有のエージェントシステムがきわめて稀なため、多くのケースでは著者が個人的な関係で複数の出版社と関係をもって出版活動を行っています。それゆえ、長期的な取材、執筆を要するノンフィクションの場合、口約束のみでアドバンス支払いなしで執筆活動を行うことが大きなリスクを孕むうえに、長期的な展望でのプロモーションが困難になっています。このサイトでは、ライターがプロジェクトにみあう編集者を見つけることも最終的には可能にします。


収入モデルについては、完全に編集者が請け負うパターン(編集作業、メルマガ発行、イベント主宰その他すべて)を想定して、全体の一定パーセンテージを受け取るパターンを標準とします。いわばプロジェクトベースのエージェント制をとります。このとき担当した編集者が基本的には書籍の出版権を優先的に持ちます。また、プロジェクトによっては広告モデルも採用します。

各プロジェクトは、連載がまとまり次第、本になります。

それぞれのプロジェクトは、ジャーナリストが企画を発表してから、連載が完結するまでの時限性で進みます。その間、読者は、連載記事が読めるほか、出資額によって、ニュースレター(著者の取材日記など)の購読や、定期的な編集会議への出席、特設コミュニティへの参加、著者との非公式のディナー、取材への同行などの形で取材に参加できます。書籍ができるまで、それぞれの連載記事にフィードバックを寄せ、実際に著者がそれを反映することもあり得るのが、この企画の醍醐味です。

まもなく3月に、第1弾の実験を開始します。

実験に参加してくださる方も、同時に募集しています。

ノンフィクション編集者。2004年より講談社勤務。コロンビア大学・ニューヨーク市立大学フェロー。

本企画は、ニューヨーク市立大学ジャーナリズムスクールでの実験企画として進めています。

私の勤務先とは関係がありませんので、ご了承ください。@k_ishii


編集者

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